部品調達革命!煩わしい調達業務は『調達代行』で解決!単品・小ロット・装置部品加工の短納期・低コスト提案
金属・部品加工
御社で“部品”といった場合、どういった部品を表しますか?材質は何ですか?加工方法は切削ですか?旋盤ですか?それともプレスですか?納期は?個数は?精度は?
“部品”という一言で表しても、それを意味するモノは、各社、製造物によって多種多様多数に渡ります。
今回はそんな“部品”を調達するノウハウを全てを赤裸々に解説していきます。これを見れば、あなたは明日からベストバイヤーです。
目次
部品の入手方法を確認 大きく分けて3種類
まず部品の入手方法を、大きく分けて3種類に分類します。
①内製で製造
②ミスミやモノタロウに代表されるようなネットショッピングで購入
③図面や3Dデータでアウトソースにて調達
となります。
“調達”という業務は①では材料、刃具、②では実際の注文など全てに対して関係してきますが、ここでは一番手間のかかる「③」にフォーカスして解説していきます。
次に調達業務の内容を、順に書くと
1.仕入先の開拓・選択
2.仕入先への見積依頼
3.設計・開発・製造など他部門との調整
4.仕入先と価格・納期交渉、発注と納期管理
5.検査・検収
となります。
前工程である設計や製造から依頼された内容を元に、QCDでベストな調達先を選択し、時には発掘をし、発注~検収までを行います。一見すると単純な業務に見えるかもしれませんが、調達業務はその“視点”によって奥が深いです。
新技術への対応や毎年要求される原価低減に対応するべく、新規のサプライヤー開拓をし続けねばなりません。またサプライヤーの将来性を見据えた中長期の調達方針の策定も必要です。更には、最近流行りのDX(デジタルフォーメーション)という言葉が先行し、「部品調達にメスを入れ、コストを下げろ!」とトップが檄を飛ばし、人区/工数はどんどん削減されてしまっています(笑) 。
実際に見積依頼をサプライヤーにすることや、提出された見積書をまとめることなどは単純なPC業務ですし、DX的なものを活用すればそれこそ効率化もはかれるでしょう。
しかし調達業務は大きくわけて二つの課題を持っています。それは、
①図面、仕様の読解
②新規サプライヤー開拓/適材適所の仕入先選択
です。
詳細を解説していきます。
【調達業務の課題①】図面、仕様の読解
世の中には様々な工業製品がありますが、各社それぞれオリジナリティーをもって、ノウハウを結集して製品を販売しています。ですから、分解され調達すべき部品も各社特長があり、「御社の標準はあくまで御社内の標準」ということはまれではありません。
設計者や御社にとっては当たり前のことも、新規のサプライヤーはもちろん、新製品開発で発生した新しい部品は、サプライヤーにとって“当たり前”の品ではないのです。ですが実際に図面を書く設計者や製造部門は、図面を“ポン”と調達に渡し、「これ○月○日までに○○個欲しい」と依頼してくるわけです。
もし、その図面を単純に右から左へ数社に見積依頼をメールしたとしたら、サプライヤー各社から問合せ電話、メールが多数来るでしょう。まず最初にしっかりと、図面、仕様を理解し、図面などで足らない情報は補足と追加した上で見積依頼をかけねばなりません。
この様なひと手間を省いてしますと、最悪のケースでは、「図面の読解を誤ったメーカーがベストプライスで受注し、納品時に初めて不適合品だと気付く」なんてことも…。そうなっては再製作が必要で、納期も製品販売もアウト!です。
繰り返します。
調達は欲しい部品の内容をちゃんと理解する必要があるのです。
【調達業務の課題②】新規サプライヤー開拓と適材適所の仕入先選択
新規サプライヤー開拓は非常に手間と工数がかかり、また“センス”が要求される仕事です。
サプライヤーを探す手段は、人脈、展示会、そして最近ではWEBとなります。
当たり前ですが名刺交換をして「はい新規開拓しました!」ではありません。現地現物、工場見学をし、会社の与信を確認し、中長期的にお付き合いできるメーカーかを見極め、このメーカーは何を得意としていてどういったものを依頼すればよいのか、どういった点を改善したもらうのか、というのを見極め、サプライヤーと対話しなければいけません。
またすでにサプライヤーが国内のみでは無くなった今日では、韓国、中国、ベトナムなど海外のサプライヤーも開拓していく必要があり、同様の対話を求められます。彼らはグローバルでビジネスを展開しているため、プレゼンはとても上手です。
しっかりと“本質”を見極めないと簡単に足元をひっくり返されてしまいます。
仕入先の選択についても、サプライヤーをデータベース化し、“いつも手配している製品”であれば、アシスタントでも調達できるでしょう。
ですが、まったく新しい部品が必要な場合は、自分が現地現物で確認したことを頼りに、“あそこなら加工可能なのでは?”と閃きが必要になります。
仕入先の選択もセンスが要求されます。
調達革命=調達代行!
これらのように、調達業務は非常に手間やセンスなどがかかる業務です。
しかし、これらを一手に解決する方法があります。ずばり“調達を代行してもらう”です。製造メーカーは、調達代行できるサプライヤーに相見積をとればいいのです。
調達を代行してもらうメリットは、前述のわずらわしさを全て排除できることに加え、数多くのサプライヤーを国内外にネットワークとして保有することを活用し、柔軟に対応できるからです。また、調達代行が出来る会社は、常に新しいサプライヤー開拓も行っています。多種多様の部品を1度に見積依頼しても、全てにベストな方法で回答をくれるでしょう。
欲を言うならば調達代行先は、“自ら現場を持っている”とより良いでしょう。
理由は簡単です。いざとなったらミスのフォローが出来ることに加え、現場を持っていることで現地現物に強く、サプライヤー選定能力が高いからです。
もう迷う必要はありません!
当社へ依頼をすればよいのです。調達代行に関してはスペシャリスト!(株)関東製作所が調達しお届けします!
今のサプライヤーの貴社依存度は何%ですか?
それでも調達代行のイメージがわかない方へ1つ質問があります。今お取引をされているサプライヤーの貴社への依存度は何%ですか?
私達は“サプライヤー”という言葉をあまり使いません。協力会社様と呼んでいます。社員行動指針には、「協力会社様との共存共栄:協力会社様は、お客さま同様、大切なパートナーです。」と書かれています。
調達という業務は、その協力会社様の営業を代行していると私達は考えております。それは協力会社様の多くは社長自らが現場を指導しており、卓越した技術を持つ反面、営業が弱点!という会社様が多いからです。それどころか来月、再来月の売上見込みを立てることも難しく、経営計画は「来月は開発があるから、結構仕事多いよ」なんていう顧客調達の一言だけが頼りなのです。
ですから調達というのは協力会社様の営業の裏返しであり、協力会社様と良好な関係を築くには、彼らの「営業を代行し仕事をかき集めてくる」という意識が必要だと思っております。そしてその結果で、協力会社様が貴社への依存度が高くなると、「小回りがきいて、コストパフォーマンスも高い」といった大切なパートナーに成長するでしょう。
優れたメーカーを発掘し、安心して技術・技能を発揮してもらうために安定的に仕事を出し続けなければならない。そうすることによって協力会社様の信頼を得て、突発的に起きた無理難題や、新しい課題に一緒に取り組む関係を築くといったが大切だと考えています。