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夢は『全部取り!』の加工機設計ができるエンジニア!【関東製作所グループ 社員紹介#1】

採用担当との写真

お客さんから指名されるエンジニアを目指す

設計者としての理想を語る入社2年目の小鳥居社員。周りの先輩社員もその成長に一目置く、木曽川工場 加工機部門所属の若手エンジニアです。
現在は、まだまだその高見の途中ですが、彼がどのようなキャリアを経て当社に入社を決意したのか。そして関東製作所に入社後、感じたこととは?

製造業で奮起する、等身大の若手エンジニアの転職エピソード。そして彼の成長を心待ちにしている関東製作所の働く環境を、私、管理課の源嶋がご紹介いたします。

 

転職を決意した理由 ~不満が募っていた前の職場~

担当社員の写真

小鳥居 佑真 (ことりい・ゆうま)
㈱関東製作所 木曽川工場 設計チーム所属

2020年9月入社。26歳(2021年7月現在)
入社前の不安を払拭し、公私ともに順調な新進気鋭のエンジニア。
加工機事業部の設計を支える、期待の若きホープ。

【源嶋】
小鳥居さんお疲れ様です。
今回は、関東製作所加工機事業部の若きホープ小鳥居さんに、ぜひ転職成功の秘訣をお聞かせいただければと思いますので、宜しくお願い致します。

【小鳥居】
そういえば面と向かって話すのは久しぶりですね。どこまでお伝えできるか分かりませんが、ぜひよろしくお願いします。

【源嶋】
こちらこそぜひ!
早速ですが、おうかがいします。小鳥居さんは前職でも設計を担当されていましたよね?

【小鳥居】
はい。前職では設備設計を全般的に担当していました。例えば印刷機械内部の検査機や、車両部品をアッセンブリしている会社で、その組付機などのラインの設計ですね。

【源嶋】
前の職場は、当社よりも名のあるメーカーさんだったと記憶しています。留まらなかったということは、何か不満があったのでしょうか?

【小鳥居】
仕事そのものは順調でした。様々な種類の設計をしていたので、やりがいもあり、充実していたと思います。

ただ、固定客と言いますか、受注のベースとなるクライアント様を持っていなかったので、どうしても一年を通して暇な時期、多忙な時期の差が、とても激しかったですね。それで、この先この会社は大丈夫なのかな?と不安になってきて…。

待遇面ではそれほど不満はありませんでした。それよりも、直属の上司の方も技術者だったということもあり、仕事の指示を頂く際にも、簡単な説明だけされて、「後はやっておいて」みたいな…。
それでも自分なりに考えて仕事をこなしていたつもりですが、作業を終えた後で色々とダメ出しをされ、ひどいときには前もって聞いてないことも後出しで言われ…。不満が募っていたのだと思います。

転職に関して、職場が変わってしまうことの不安はあったんですけど、やっぱり今のこの不安定な状況を変えたいということで一歩踏み出しました。

 

自動機のプログラミング作業中の写真

 

転職先を決めるポイント ~やっぱり設計がやりたくて~

【源嶋】
では、いよいよ前職から飛び出して、新たな職場に飛び込むこととなったわけですが、次の転職先でもやはり前職の経験を生かそうと?

【小鳥居】
改めてやはり設計がやりたくて。設計職で探すこと一択でしたね。

業界的には、例えば家電であるとか、航空機など様々ありましたが、愛知県なので、希望としては自動車業界かなと考えていました。ある程度、安定したクライアント様を抱えるイメージもあってのことですね。

【源嶋】
転職先を決めるうえで「これは譲れない」みたいなポイントはありましたか?

【小鳥居】
最も優先したいポイントとしては、製造業であると言う事。次に、安定した受注を得られるクライアント様との付き合いがある事。そして給料面では、前職と同等を希望していました。

【源嶋】
転職先はどのように探していたんでしょうか。

【小鳥居】
普通の転職サイト使ってました。サイト名は忘れましたが・・・
エージェントなどは使わなかったです。登録したサイトは1つのみです。面倒なので(笑)。
求人検索も頻繁にではなくて、あまり焦らず比較的長いスパンで登録してましたね。会社をチラホラ見てみるって言うのを繰り返していたうちに、単純に関東製作所たどり着きました。登録していた期間だと半年いかない位。でも半年以内で決めちゃいました(笑)。

実は、関東製作所ともう1社応募していたんですよ。結果として2社まで絞り込んだんですが、そもそも採用してるのが「マネジメント経験ありで30代」とか、もうそこのスタートラインに立ててなかったなっていう…製造業で技術者の中途採用で即戦力となると30代になっちゃうのかな思います。

 

自動機の調整中の写真

自動機の設計中の写真

 

関東製作所を選んだ理由 ~製造現場が近く、仲間との距離も近い~

【源嶋】
なぜ絞り込んだ2社のうち、当社を選んでいただいたのでしょう?

【小鳥居】
実は当初は、もう1社の方を志望してました(笑)。

ですがその会社は、マネジメントが出来る30代を希望しており、当時の自分としては、まだまだそのポジションでやれる自信がなかったので…。有名な会社だったので、入れたらなぁと思ってたんですが…

【源嶋】
あはは、そうだったんですね。
では改めて、当社の印象はいかがでしたか?

【小鳥居】
第一印象は、製造の現場が近いことですね。図面を作成しているすぐ隣で製造してますから、それは設計者にとって何よりの環境だと感じました。

 

自動機の調整中の写真

 

【源嶋】
確かにそうですね。
当社の特長としては、全国とインドネシアに多く拠点を構えていますが、各拠点の規模としては比較的コンパクト。その分、拠点内で部門間のコミュニケーションはかなり取りやすいですからね。

なるほど。では当社を選んだ決め手はそういったところだったんですか?

【小鳥居】
ずばり、設計したものがすぐ隣で製造されていて、製造担当の意見がすぐに聞けるというところ。

これは設計者の技術向上に欠かせないものだと思いますし、いい環境だと改めて感じています。すぐに足を運べば、自分が設計した機械が目の前にあって、

「4個取りする機械の部品の位置が、骨組みが邪魔して工具が入りづらい位置になり、調整がし難くなるな」

など、設計画面ではイメージし辛く気付き難いんです。ですが実物が目の前にあるとすぐわかるので、設変案件もスムーズに進められます。

そのメリットはとても大きいんです。

あとは現場の雰囲気。厳しい中にも優しさが満ち溢れている諸先輩方に囲まれて、ノビノビやらせてもらっていますよ(笑)。

 

自動機製作現場のスタッフとの打合わせ写真

自動機製作現場のスタッフとの打合わせ写真

 

前職では懸念だった安定感についても、当社では忙しく設計業務が行えています。
今は2件の設計を担当していて、2週間で仕上げる案件と1カ月で仕上げる案件を同時並行で。業務量的にはちょうどいいですが、だんだん負荷は増えてくるのでしょうか・・・(笑)

まあ、少数精鋭であることの強みとして、成果が伝わりやすいと思います。半年毎の目標設定による評価が得られますので、昇給にも期待しつつ・・・(笑)

 

入社してみて感じること ~自分が思い描いたものがカタチに~

【源嶋】
実際入社するまではいろんな不安があったと思いますが、例えば、何かエピソードなどありますか?

【小鳥居】
新しい職場なので、人間関係とか雰囲気ですね。同じ設計職とはいえ、環境変わってどうか…の不安はありました。
ですが実際入社してみて、分からないことがあれば、もちろんすぐ教えてもらえるので助かっています。気遣いをされる方々ばかりですので、すぐに安心感に変わりました。

組付けや部品加工は前職での知見があったのですが、配線やプログラムは外注を使っていたので知識がありませんでした。そこをしっかり教育いただけたので、設計実務に役立っているんですよ。
例えば

「作業者が離れたら自動的に次のビス取付位置に動く」

というプログラム。動かすにはどんな信号が必要なのか分からなかったのですが、教わったことで設計段階で落とし込めた。
出来た時は思わずガッツポーズが出ましたよ。心の中で、ですけどね。

 

自動機製作現場のスタッフとの打合わせ写真

 

【源嶋】
ここからは上長である花森工場長代理にも伺っていきます。
その前に、小鳥居さん、現在の設計チームの人員構成を教えていただけますか?

【小鳥居】
今のチームの人員構成はTL(チームリーダー)をトップに、SL(サブリーダー)がいて、私はSLから仕様書をもらって設計しています。

設計した機械の組立て時点でミスがあれば、次の設計に生かすよう心がけています。
発注業務ではエクセルを使用してリストを作成したりしていますね。

【源嶋】
では花森さんおうかがいします。小鳥居さんの入社後、どのように教育を実施されたのでしょうか?

【花森】
小鳥居さんに対する教育は、まず現場で必要となる作業を一通り学んでもらいました。並行して人間関係の構築も行なってもらいましたね。

例えば現地調整など、製造の人間とタッグを組んで一つの加工機を仕上げていきます。製造チームの協力を仰ぐ必要がある以上、意思疎通が不可欠となりますから。

その後、設計業務を覚えていってもらった形です。
教育担当者も熱心に教育に取り組んで、そこに小鳥居さん自身の人間性と能力も合わさり、想定より非常に速いスピードで知識を身につけられたと感じています。

 

自動機の設計中の打合わせ写真

自動機製作現場のスタッフとの打合わせ写真

 

【小鳥居】
ずっとやってきていることですが、一旦自分で考えて、本当に分からないことだけを聞く。そうすれば効率的に覚えられると考えていますね。

【花森】
うーん。新入社員のお手本のようではないかと(笑)。

今では一通りのやり方を既に身に付けている状態ですので、ここからは少しずつ自分のカラーを出してもらって、型にはまらず、自分なりの進め方で設計した加工機が、お客さんに喜んでいただけるように成長してもらえればと考えています。

自分がイメージする新しいやり方(機構や加工方法とか)をカタチにして、加工機事業部の財産となれば。自分の感性を生かして活躍し続けてほしいですね。

 

【源嶋】
今現在感じているやりがいはどんな点ですか?

【小鳥居】
やっぱり製造業なので、自分が思い描いたものがカタチになって、お客さんに届けられるというのがいいですよね。
もちろん難しい点も多々ありますが、完成品になると嬉しいですね。その過程にやりがいを感じていますよ。

単に「加工機」といっても、その形状は複雑なんです。
穴位置を間違えたりもしましたし、顧客の作業者のことを考えて成形品をセットしやすい位置に置けるよう工夫も必要。まだまだ覚える事はたくさんあります。

【源嶋】
ズバリお聞きします。将来的にはどのようなエンジニアになりたいとお考えですか?

【小鳥居】
欲を言えば、組付けやすく、調整しやすく、お客さんも使いやすい、『全部取り!』の加工機を設計できるエンジニア!(笑)。

まあ全部は厳しいんですが、「絶対叶えなくちゃいけない」っていうところをちゃんとカタチに出来て、お客さんに喜んでもらえる。お客さんから指名されるようなエンジニアですね。

 

関東製作所で働くメリット ~レベルアップにつながりやすい環境~

採用担当との写真

【源嶋】
最後におうかがいします!当社で働いてみて感じられるメリットはありますか?

【小鳥居】
設計者が作成した図面をすぐ隣でアドバイスしてもらえること。

製造との関係も良好なので、スムーズに成長できる点ですね。設計者としてのレベルアップにつながりやすい環境かと思います。
実はもうすでに6台の加工機を設計し終えました。凄くないですか?(笑)

また、設計技能に関することからビジネススキルに関するものまで様々な教育カリキュラムが揃っていますので、積極的に活用していきたいと考えています。

 

今、転職をお考えの方がいらっしゃれば伝えたいこと。

それは、様々な会社があると思いますが、最初の上司になるであろう人の考えを聞いてみてください。そこで同調できるかどうかが、入社後の自身の成長や充実したワークライフを過ごせるかどうかにつながると思います。

関東製作所は、困ったことがあったらすぐに助けに来て下さる人たちばかりでした(笑)。

 

【源嶋】
小鳥居さん、花森さん、お忙しい中ありがとうございました。
今回お話をうかがう中で、改めて加工機部門のとても明るい環境と、皆さん、とても生き生きとお仕事されている印象を強く受けました。

採用担当の私もぜひ、この良さを多くの方々に知ってほしい、伝えたいと感じました。

 

ぜひ一緒に、私たちと働きませんか!

関東製作所メカトロ事業部の集合写真

 

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