• MFG Hack TOP >
  • トピックス >
  • 中国という巨大なマーケットを攻略 苦しい現地駐在を経験した“ダーヤ”の中国あるある その2

中国という巨大なマーケットを攻略 苦しい現地駐在を経験した“ダーヤ”の中国あるある その2

中国のイメージ写真

お世話になります。
関東製作所の村松です。(ツンソン・ダーヤです。)

 

現状、射出成形金型や部品の調達についてお困りではありませんか?
コスト・品質・納期等々でお困りであれば是非弊社にお任せください。

・中国で安価に調達をしたいが、自社ではどうすればいいかわからない
・日本での金型玉成ができない
・加工精度に問題があった
・納期を守ってくれない
・打ち合わせで行き違いが出た
・貿易上のトラブルに対応できない

等々、様々な問題が起きます。

こういった悩み事は、弊社にお任せいただければ問題が解消できます。
もちろん日本国内で製作することも弊社工場にての製作、国内サプライヤーでの製作等、御社のご希望に合わせ対応致します。

 

中国への出張者と駐在員の違いについて

今回は中国への出張者と駐在員の違いについて少しお話ししたいと思います。

 

皆さんの中には出張で訪問した人も多いと思いますが、出張と駐在して現地に住むのは全然違います。
駐在員はすごく大変。

 

私の場合、一人きりで現地に行って会社設立に半年、設立直後から実務スタート、もちろんコンサル会社の手助けはありましたが、初めの1年は、今思うと鬱状態でしたね。

何もわからない中で従業員を募集し、社則も作りましたよ。
多くの人に助けられましたが今思うとよく乗りきれたなと思います。

一番つらかったのは各種役所への申請事でしたね、こちらは別の機会にお話しします。

 

駐在して4か月目でしたマンションの前に公園があり、そこに小さな桜の木が数本、桜の花がハラハラと散るのを見て、いい年をして思わず涙を流してしまいました。

あの頃が一番つらかったです。

中国のイメージ写真

 

私のように、上海のような都会ならまだましですが、田舎の地方都市だと何倍も大変だと思います。

 

苦労した中国での食生活の話

日々の食生活にまず困ります。
出張なら毎日中華でもせいぜい1週間か10日ぐらいですが駐在となるとそうはいきません。
自分で食事を作れる人はいいですが、私は食事に困りました。日本にいるときは全て女房にお任せでしたから・・・。

 

日本食のお店にも行きますが、やっぱり違うんです。
いつも一流の日本食レストランに行けばいいですが、そうもいかないですよね…。
二流の日式レストランの経営者はほとんど韓国人か中国人だから、日本人好みの味を出せるわけないご飯がまずいし、味付けも変なんです。

それでも中華に比べると価格は倍、よく吉野家やココ壱番屋に行きました。

サイゼリヤにも行きましたよ。
同じように疲れた日本人のおじさんが来店してました。
それから金のなさそうな欧米人。

中国のイメージ写真

 

仕方なく私は自分で作るようになりました。
特に休日は暇だから午前中は洗濯、午後は市場に買い物で適当なものを作って食べてました。
簡単だから、鍋が多かったですね。

最も週に3日は接待でしたから外食、平日はご飯とみそ汁があれば充分でした。

 

ローカル市場はちょっと臭いですけど面白いですよ。
外人用のスーパーと比べるとめちゃくちゃ安い!価格は3分の一以下だったかな?300円も出せば持ちきれないほど買えます。
でも食べきれなくて腐らせてしまうから同じでしたが…。

 

駐在予定のある人は出国前に奥さんから料理を習うといいです。

 

1人目は普通に仕事。2人目ははじけてしまい、3人目は鬱…

毎日毎日本社から責められ遅くまで残業、帰ったら飯の支度でうんざりになります。
週末は洗濯ものの嵐ですから、心が折れてしまいます。

それでいて、いつでもカラオケクラブに行けていいなあと思われているんですから・・・。

 

ある中堅商社の副総経理に聞いた話ですが、駐在員の交代時期には3人の要員に来させると言ってました。

その理由ですが

一人目は普通に仕事をする。
二人目は中国になじむのですがはじけてしまう。
3人目は鬱になると言ってました。

 

最初の一人を残し、あとは帰任させるようです。
なるほどと思いましたね。

 

ただ大手さんは大丈夫、すでに会社がありスタッフもいます。
交代するだけで前任者と同じことをすればいい、私の同級生が一流商社の部長でしたが、一流ホテルのようなマンション住まい、日本語ペラペラの美人アシスタント、専属運転手付きですから仕事に専念できますわね。

 

自分の主な移動手段は地下鉄・タクシー・白タク・市バスでした。

某自動車メーカーの課長から市バスなんてコンプライアンス上問題です。
危険じゃあないですかといわれてびっくりしました。彼はプライベートでも会社の車らしい、こっちは仕事で市バスに乗ってるのに・・・。

中国のイメージ写真

 

中国駐在員の死亡率は日本の10倍ぐらい

中国駐在員の死亡率ですが日本の10倍ぐらいだったと記憶してます。
ほとんどが酒の飲みすぎによる肝硬変、心臓病、それから自殺・・・・。

怖いですよね、真面目な人ほど危ないです。

 

自分の知人でもなくなった人がいます。

ある食品メーカーの総経理で40半ば、連絡取れないから従業員がマンションに行ったら亡くなっていたらしい。
前日は普通に仕事してたそうです。

 

初めて赴任した人に、半年後にあったら10キロも太っていて、だれかわからなかったことがよくありましたよ。みんな暴飲暴食で太ってしまうんですよね。

私も10キロ太りました。(笑)

 

中国は巨大なマーケット!関東製作所は部品調達など全面的にサポート可能

かなり話がそれていっています。

そんな中国ですから、投資して会社を作ることは想像以上に困難なことです。
経験者の私が断言します。

しかし、そんな中国で会社設立までした私だからこそ、皆様に提供できる仕事があると思っています。
ぜひ、中国で金型や部品調達をお考えの方々に、私の経験をお役立ていただければと。

 

中国の工場のイメージ写真

私が所属する関東製作所では、現在駐在員はおいてませんが、手配などは全く問題ございません。
すでにサプライヤーとの太いパイプがあるため、信頼してお任せいただけます。

もし御社が金型のトライや出荷前検査をしたいのであれば、私どもがご案内いたします。
ただ、いまはコロナ禍のため無理ですが。

 

中国のイメージ写真

いま中国に投資したいと思う人は少ないと思いますが、中国の巨大なマーケットで自社製品を売りたいとお考えの会社はあると思います。

もし私の経験談をさらに詳しくお聞きになりたい方があれば、いつでもご連絡ください。
何かお力になれるかもしれません。

弊社は製造業でありますが各種ネットワークがありますので、何なりとご相談ください。何か御社のお力になれるかもしれません。

 

つい先日、中国で会社のロゴ入りトートバックを調達しました(6000枚)。展示会用に使いますが、国内手配すると高いので中国で手配してみました。
安く調達できなかなか好評でしたよ。

 

今回は暗い話が多かったですが、次回はもう少し明るい話がしたいと思います。
楽しいこともたくさんありましたから。

 

またよろしくお願いいたします。

> 株式会社関東製作所ホームページ